美容皮膚科を利用する場合には、活用マニュアルとしてリスクの面までしっかりと把握しておかなければなりません。美容皮膚科では実に様々な施術が行われていて、機械を使ったレーザー治療によってシミを取ったりボトックス注射をしたり、ヒアルロン酸を注入することもあります。安全性の高い施術だといわれているこれらの治療法でもリスクはありますが、効果の面が大きく語られることはあっても注意点がクローズアップされることは稀です。
たとえば、レーザー治療を行う場合には通常は目に光が当たらないようにアイホールをしてくれますが、中には何もせずにレーザーを当ててしまうところがあり、うっかり目を開けてしまった場合には深刻な症状に見舞われる恐れがあります。レーザー治療を受ける人が増えていますので見ないようにするのが普通だろうなどと考えている施設もあるのかもしれませんが、実際に受ける人が知らずに目を開いてしまうこともありますので、これは受ける前に必ず知っておきたいことです。
ボトックス注射の場合、注入量が多すぎて神経をブロックする作用が大きく出てしまい、その辺りの筋肉を上手く動かせなくなることがあります。動かなくなると麻痺をしたようになって日常生活にも不便を感じることがありますので、このリスクも知っておかないと安全に受けることはできません。
ヒアルロン酸の場合には注入量の調節が上手くいかないと不自然な印象を与えることがあります。これは見た目の問題ですが、施術を受けたことを隠しておきたい人には不都合なこととなります。